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おわらいコンセント:-) [電気回路]

おもわず、笑ってしまった:-)
接地極付 単相100Vの3Pプラグのことを、現場では「おわらいコンセント」と呼んでいるそうです。
2Pに対して、接地(アース)極の部分がくっついて、笑っているように見えるから、そう呼んでるそうです。
電験の問題で出てくることは無いな...

今回は、コンセントの話題。

http://electric-facilities.jp/denki4/kon.html

に、日本のコンセント・プラグ形状一覧が出ています。
単相100Vの片側がL字になっているやつは、100V駆動のクーラー専用回路などで使われている物です。

家庭用のコンセントパネルは、大抵平行2Pのものを3個口あるいは2個口あるいは、2個口+接地端子で構成されています。
ちなみに、良ーく見ると、挿し込み口の大きさが、びみょ~に違います。(安いタップだと同じ大きさになってたりするけど)
これは、交流とは言え極性がある為です。ですが、どこまで、まじめに揃えてくれるのかなぁ~
出来上がったら、検電ドライバー突っ込んで確認したいと思います。
たぶん、オーディオやってる人は、この辺うるさいと思います。
下手すると、私と違って、アンテナケーブルの代わりに、電気配線ケーブルをOFC(無酸素銅線)にしてくれとか、頼んだりするのでしょうか...(めっちゃ高くなりそう...)

さて、電子レンジや冷蔵庫、洗濯機置き場には、アース端子付のパネルが設置されて、アース線を接続と言うことが多いと思います。
が、パソコン関係、特に海外製品、3Pの電源ケーブルがついていたり、先っぽだけアースが出ている2Pな電源ケーブルがついていたりして、困ったことありませんか?
PCパーツ売り場に置いてある電源タップもたいていは、おわらいコンセントなる、3Pの接地極付プラグが挿しこめるようになっています。が、その先、電源供給元は同じ事情です:-)
ということで、あらかじめ、デスクトップPCなりを使う可能性のある場所は、おわらいコンセントを2口にするか、2Pプラグ2口+接地端子で構成してもらうのがお勧めです。
パネル側も、おわらいコンセント2口に対応してますし、アースが取れるし、多分極性も揃うので、一石二鳥なはずです。
特に、アースは後で付け足そうにも、配線の追加は出来ないので、良ーく考えて、事前に引き出しておくべきです。
これは、どこ(位置)のどの高さに、コンセントを何口出すのかというのと同じくらい、まじめに考える事をお勧めします。
ただ、お金も掛かるので、身の回りにある電気製品の電源ケーブルの形状を確認して、それをどこで使うか考えた上で、必要なところに引き出すのが良いです。

■おまけ
結局アンテナ線は4K/8Kを通せるのが、5CFBDということで、こいつで配線になったとのことです。

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分電盤の回路分割の考え方 [電気回路]

電気回路はメーカーにお任せという方、多いんじゃ無いでしょうか?
私も、最終的な分割は、設備面の関係や遵法の関係でお任せしましたが、希望は伝えました。

ということで、分割の考え方を書いておきます。
昔は普通だった、ヒューズがバチッと飛んで買いに行かされた記憶をお持ちの方や、回路数が少なくて特定回路だけ落ちるとか経験されている方は、なるへそ~と思って頂けると思います。

最近の家は、それなりに回路数が多いです。
理由は、エアコンは専用回路にしなければいけないとか、遵法対応するとそれなりに増えるからです。
でも、それ以外、大抵は部屋毎とかになるんだと思います。
でですよ、ヒューズが飛んだり、回路スイッチが落ちた時のことを思い出してください。
照明が消えて困ったこと、ありませんか?
私は建て替える直前まで、これを経験してました。なんせ、コンセントが無い部屋がある家でしたから:-)

ということで、照明は別回路にすべきです。
とは言え、各部屋の照明は、LED化されたこともあり、部屋毎に回路を切る必要はありません。
照明計画が決まってれば、消費電力は分かるので、多少の余裕を持たせて、回路を切ってもらえば良いだけです。そうメーカーに伝えればいいのです。
コンセント関係は、各部屋毎でも良いですが、電力が大きいものを沢山繋げるとか、他が落ちても影響を受けたくない物がある場所は、分割した方が良いです。
例えばデスクトップPCを繋ぐ場所やレコーダー機能がついたTVやBDレコーダーを繋ぐ場所です。
キッチン周りも色々繋ぐと落ちやすいので、どこに何置くか、繋ぐかおおよそ想定して、分けておくのが吉です。

分割回路図は、お願いすれば出してくれるので、配線工事前に確認するのをお勧めします。ただ、工場で配線カットまで済ませてしまうことがほとんどですので、大して時間はありません。
コンセントの位置にしても、一条工務店のような断熱バッチリな構法の場合、断熱材に配線を通す場所がくぼみとして加工されてしまうので、現場で位置が気にくわないからと行って、直すことすら出来ません。
同様に、回路構成が気にくわなくても直せない可能性大です。
部材の発注前までに「確認したい」旨を伝えて、設計に組み込んでもらうと良いです。

なお、回路数が増えれば、その分、分電盤も大きくする必要があり、お金が掛かります。
が、掃除機掛けた途端に、落ちました... は結構しゃれにならないので、無駄な回路を増やす必要は無いですが、可能な範囲で分割しておいた方が良いです。

ちなみに、うちはというと...
1F:18回路(2LDK)
2F+小屋裏:25回路(1LDKS)
これ以外にエコキュートや太陽光発電の回路もあります。
専用回路になるのはエアコンの他、洗濯機、床暖房、浴室乾燥機、IHクッキングヒーター、食洗機、電子レンジ、等々です... うーん、法律で定められていない物も専用回路に仕立てられていたりして、これ専用にしなくても良いんじゃ無いの?というものも中にはあります(^^;
それにしても、高々床面積40坪程度の家にしては、めっちゃ多いです。
案の定、普通の家2軒分ぐらいの配線量と言われてしまいました(^^;

でもね、それぐらい、ヒューズや分電スイッチでイヤな思いをしてきた訳ですよ。
とりあえず主幹も100kVA契約なので、主幹ブレーカーも落ちないはず。
まあ、落ちても良いように(停電はしょうがない)、必要な物にはUPSを繋いどきますけどね:-p
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